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Fender USA 工場ツアー・レポート
by Chris Greene 

FDP (Fender Discussion Page) のHost である Chris Greene氏がFender Factory Tour の
レポートをForumに掲載しました。 彼の許可を得て当サイトに翻訳転載します。 
 

Fender Corona manufacturing facility 一日ツアー・レビュー

この日のツアーはUSA Operationsの副社長で、工場の責任者でもあるDoug Millsによって
行われた。Dougは忙しいだろうに、まる一日犠牲にして熱心にいろいろと教えてくれた。
彼はこの施設をまるで自分の子供でもあるかのように誇りを持っていた。

「Fenderの上層部はただのスーツを着た連中」と考えてはいけない。Dougはカジュアルな
服装をした、ここ数年来私が会ったこともないようなとても気持ちの良い「重役」だった。

彼はFenderがいつも FDP のDiscussionの内容をほとんど全て読んでいて、特に重要な
質問やコメントについては返答していると語ってくれた。


この施設はまだ新品同様で「高能率」、「自然にやさしい」のモデル的存在だ。

まず私達はネックとボディをくっつけているセクションに行った。それぞれの人が家族の
写真等で飾られた自分専用のパーティションを持っていて、ちょうど昔の古き良き時代の
Fullerton工場の写真にあるような(CBS時代のじゃなくてLeoの時代)感じだ。
Dougは話をした全ての作業員をよく知っているようで、彼等もDougをとても尊敬している
ようだった。そこには「典型的な上司とその部下」という雰囲気は全然なかった。 

作業区域が各工程毎にあって、何人かがピックガードを組み立てていたり、ネックを
ボディに付けていたり、ボディとネックをカットするマシンを操作したりしていた。

Fenderは非常に洗練された環境システムで温度と湿度をコントロールしていて、全ての
木材をよくシーズニングしている。カットする前のハードロック・メイプル ネックの山が
あったので、いくつか手に取って見ると木目がストレートな物とフレイムが出ているものとが
あった。 だから物によっては美しいネックが付いているというような事が起こるのだろう。 
ちなみにメキシコ製も含めて全てのネック、ボディはここで造られている。

最高7ピースのポプラ(いくつかはアルダー)でボディを造り、表面と裏面をラミネートしている
物もあった。これらはメキシコ製のスタンダード・シリーズに使われる物だ。 

機械がカットしておおまかなボディ、ネックのシェイプを造り出すのだが、ほとんど全ての工程で
かなりの量の手作業がある。現在のFenderはロボットが造っている等と考えたら大間違いだ。

ネックのシェイプにはいくつかの機械があって、ある物は昔ながらのやつ、ある物は最新の
機械でといった具合だ。(Dougはこの新しいやつを本当に自慢していた。) 各工程の最終
仕上げの所は多くの手作業が入るので、これがギター毎の固体差となるのだろう。特に
ネックのFeelを変えるのは非常に微妙な磨きかげんなのだから。 
フレットのFinishにも多くの手作業が費やされていた。

ボディの加工 も似たような機械だ。やはり人間がカットとルートの操作をしてから多くの
手作業が施されていた。

ピックガードを造っている所も又、大きな機械でカットしてからFinishやFoilを貼る等の作業は
全て手作業だ。

最も洗練されたワーキングエリアの一つとして、粉塵フィルタリング機能のある環境コントロール
システム付きペイント ルームがある。どこへ行くにも必ずエアーロックのようなガスケット付き
二重ドアを通らなければならない。二番目のドアーを開ける為にはボタンを押して最初の
ドアーを閉めなければならないのだ。これが最近のFenderのFinishが殆ど失敗が無いという事の
一つの要因だろう。 重ね塗りする毎にCuring Roomで寝かせておくのだが何日間なのかは聞くのを
忘れてしまった。

何故かは知らないがストラトとテレのボディだけは別のラックに分けて置いてあった。52RIと
American Deluxeシリーズはかなりたくさん生産しているようで、それらのほとんどは2ピースで
いくつかは3ピースもあった。唯一見た1ピースの物は特別注文のカスタムショップ製ギターだけ
だった。52RIの木目はある物は真っ直ぐ、ある物はウェーブがあり、またある物は「なんか変」
(私にとっては)というようにいろいろとあった。全てが極めて美しく塗装されていたので、これらを
買う人達はきっとみんな「自分は特にいいやつを買った!」と思うことだろう。 

作業する人達はみんな自分の仕事が好きでやっているように見えた。これは以外と大切な事だろう。
いやいや仕事をやられたら、どんなに優秀なマネージメントでも結局うまくはいかないからだ。
Fender工場の人達は満足のいく給料と補償を得ているのだ。 もちろん何人かはパートタイムの
人もいるが、それらの人達にも正社員となるチャンスが与えられている。 

ツアーの途中いたる所に検査にパスしなかったボディ、ネック、その他のパーツ等がゴミ箱に
山積みされていた。それらのパーツはこなごなにされるので、もし悪い社員が粗悪品を流して
ブラックマーケットで儲けようとしても絶対に不可能だ。Fenderは合格品のみを出荷するように
管理を徹底しているのだ。

最終セットアップはかつてのLeo時代のように二列になっているワークステーションで行われる。
それぞれの人が自分の好みのアンプを使って一本のギターをかなりの時間をかけて調整していた。
もしあなたが変なギターに当たったというのなら、それはディーラーの方を疑うべきだろう。かなりの
数のチェックと検査を通らなければFenderからは出荷されないのだから。セットアップをする人達の
多くは素晴らしいギターリストでもある。

Fenderのクォリティについて文句を言う人達がいるが、(まあその人達の言う事にも一理あるかも
知れないが、しかし)彼等は自分が言っている事について何もわかっていない。私は何年にも渡って
いろいろな工場ツアーに参加する機会があったのだが、Fenderの新工場はその中でもおそらく最も
すぐれたものだと思う。彼等は自分達のやっている事をよく理解し、プレーヤーとして何が求められて
いるかについて多くのリサーチをして、そして我々に伝統的な「Fenderとしての価値」がある製品を
供給しようといつも努めているのだ。 


 



ここに書いたレビューはあくまでも私が見てきた、私個人の意見です。タダで昼食、帽子、Tシャツは
もらったけれど、タダでギターはくれませんでした。 


Chris Greene






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Tag :  GUITAR    

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